社会人ならば取引先関係の方も多く、取引先関係の訃報を知らされる場合もあると思います。ビジネスにおける冠婚葬祭マナーとして、取引先の弔問マナーについて紹介しています。
学くん>近藤先輩、私が担当している企業の担当者が亡くなったそうなんです。こんな時はどうすればいいですかね?
近藤先輩>取引先関係の訃報を知っても、すぐに駆けつけてはいけないわ。このような時のマナーについて紹介するから確認してみて。
・訃報を知ったときのマナー
・葬儀でのマナー
・弔問の際の服装
・訃報を知ったときのマナー
取引先関係の訃報を知った時のマナーとして、すぐに弔問に伺ってはいけません。まずは相手の企業の方に確認の電話をいれ、訃報が事実が確かめる必要があります。
たとえ訃報が事実だとしても駆けつける必要はありません。故人の親族や親しい友人の方が最後のお別れを行なっており、弔問客の対応に忙しいはずです。
個人的付き合いが少ない場合は、納棺後に弔問するべきです。
・葬儀でのマナー
取引関係の葬儀に参加する場合は、遺族の方とは面識がないことのほうが多いと思います。そのため、葬儀の受付であなたの名刺を渡すことがあります。弔意を表すために、名刺の左下を折り曲げます。
・弔問の際の服装
懇意にしていた得意先の弔問に伺う場合は、喪服を着ずに平服のままでうかがいます。喪服を着てうかがうと悲しみを予想していたようになりマナー違反とされています。相応しくない服装の際はビジネススーツに着替える程度の気遣いは必要です。
接待や二次会に誘われることが多いと思います。当然、行きたくない接待や二次会、会社の方針で断らないといけない場面もあります。そのようなピンチから逃れる際の方法を紹介しています。相手側にも悪い印象を与えないことが大切です。
学くん>接待することも多くなってきたのですが、毎度参加していては体がもちません。断る方法なんてあったら教えてください!
近藤先輩>そうね、人間だから行きたくない日もあるし、断らないといけない接待もあるわ。そんなときに断る方法を身につけておくことも、ビジネスマンに必要よね。
・接待を断る際のマナー
・二次会を断る方法
・接待を断る際のマナー
接待の招待を受けても断りたい時、断らなければならない時があります。そのような時は無理につきあう必要はありません。
「申し訳ありません。その日は先約がありまして。」
と伝えて断ってみてはいかがでしょうか。ただし、相手の方にも都合がありますので、直前でのキャンセルはマナー違反です。できるだけはやいうちに断っておきましょう。
・二次会を断る方法
一次会で終わりにしたい時に、相手側が二次会をすすめてくることがあると思います。そのようなときは酔った振りでかわしてみてはいかがでしょうか。
相手もこちらの希望を読みとろうとしていますので、酔った相手を無理に誘うようなことはないでしょう。翌日の接待のお礼の電話の際にでも、「昨日はご心配をおかけしました。」などと一言わびることもビジネスマナーです。